卯月ノ壱/縄文・古代ハンバーグ?

縄文人の知恵??

 ハンバーグがならんだ食卓の前では、子供たちが「ハンバーグ(ぐ~と親指をたてる)パンにはさんでハンバーガー(が~!とライオンのまね)」芸人ギャグでふざけています・・・
 今では、世界中で愛されて食文化のグローバリゼーションの一つの指標ともなったハンバーガーですが、マクドナルド兄弟が始めた第二次大戦中の頃は、低所得者向けのステーキの代用品(もどき料理)として生まれた低級で不健康な食物と言われていました。
 ハンバーグ自体も、ドイツのハンブルグで流行ったからだ!とか、タタール人の生肉料理が原型だ!とか、大航海時代の帆船の中で生み出された調理方法だ!などなど起源が云々されていますが、まあ、一種のレトルト的な「もどき料理」だったかも知れません。ミートローフ、ミートボール、メンチカツへの自在の変身もOK!この軽快さも魅力の一つです。

 初期のハンバーガーに類似した保存食が、実は古代日本・縄文時代に作られていた!?という面白い話があります。考古遺跡から出土するものの中に「縄文クッキー」と呼ばれるハンバーグ状の炭化物が発見されることがあります。クッキーというよりハンバーグに近しいものような気がします。お肉は多分、イノシシまたはシカ?トリ? つなぎには当然ながら山芋が想像できます。実際にはどのような材料を使ったのか現在ではまだ特定されていません。という訳で今回ご紹介の「ヘルシーハンバーグ」は、もしかしたら古の”縄文クッキー”に限りなく近いものかもしれませんゾ。

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