【地域デザイン】周南まちづくりコンテスト発表!

 報告がおくれましたが、今月3日、徳山大学にて行われました「周南まちづくりコンテスト2013」一般の部最優秀賞の栄誉をいただき、その受賞式に参加してまいりました。
(※詳細は、徳山大学・地域連携センターのホームページをご覧下さい)

嘘のようなホントの話し「ブチノミクス」で元気再生!

 今回、最優秀賞をいただきました「地域通貨 [Buchi] で周南の元気再生! 」はこのブログでも昨年に紹介しました道の駅でのプランの一つで、より具体的なイメージを添えて今回再提出したものです。ずばり周南版アベノミクスで「ブチノミクス」と命名させていただきました。
 まずは、当日のプレゼンで使いましたテキストを紹介させて下さい。イラストで紹介した循環図とプランの内容はA4で4ページにまとめたPDF(少し重い)にてご覧頂けましたら仕合せます。

  ●◯●◯● プレゼンテキスト ●◯ ●◯●

 フェイスブックの「地域通貨について考えるページ」でも紹介されていますように 日本のお金「円」は造幣局で作られます。その印刷されたお金を、日銀が買い取るんですが、この日銀は実は一私業です。たしか資本金は1億円で従業員は5000人足らずのまあ株式会社みたいなものです。
(所有資産が他の会社と違って、100兆円を有に超えていますが。当然ですよね。)

 その日銀が 1万円札も、5千円札も、千円札も、ほぼ(印刷実費の)1枚20円で買い取り、それを額面の金額で日本政府に貸し出します。1万円札の場合、元手20円ですから利益は9,980円でなおかつ貸し付けですから利息も取ります。こんな濡れ手に泡のようなビジネスが許されると思いますか?あまりにも美味しい話しです。

 しかし、このリアルマネーに対抗して、ここ周南市でやろうというのが、「ブチノミクス」という嘘のようなプランです。

 ★このからくり(流通システム)の詳細は、資料・循環図.PDFを参考にして下さい。

 資料の中にある中期目標が上記の数字です。これはドイツ・バイエルン地方で、流通している地域通貨キームガウアーの2008年度の流通規模を「ブチ」に置き換えた数字です。ちなみにこのキームガウアーは地元高校の先生と生徒で2003年に立ち上げたものです。
 5年でこの規模、(運用益2000万円)に成長したことを考えると、決して周南市でも不可能なことではありません。地域通貨としては世界的に見ても大きな成功例の一つと言えるでしょう。
 財政危機で、ユーロが回らなくなったギリシャでは「テム」という地域通貨が脚光を浴びています。まだまだエリアは限られていますが、ユーロが無くても生活できる地域が生まれつつあります。

 また逆に失敗例も沢山あります。特に国内では、いろんな運用例がありますが、ほとんどは、まだまだ試行、実験という段階で、地域通貨のもつ素晴らしいプラス面が発揮された成功例にはまだ至っておりません。

今でしょ!地域通貨が必要なのは!

 日本でなぜ地域通貨が成功しないのか?その要因の一つには、現在の円というリアル通貨で然程「困っていないから」という指摘もあります。
 しかし、現実はグローバルな経済がどんどん進行して、予定されるTPPのような環境を考えると、これから果たして日本の地方社会、里山社会がどれだけ先細りせずに生き残っていけるのか? このまま手をこまねいていては厳しいものがあると思います。
 地域が自力で生き抜いていくには、地域の在り方をもう一度深く考え直す必要があります。その意識を全市民的に喚起させていく為にも「地域通貨」の取組みは絶好だと考えて、提案させていただきました。
 ご清聴ありがとうございます。(当日プレゼンテキストより)

【補記】詳しいプランの内容紹介や反響等は追而掲載させていただきます。

●周南ツーリズム:関連ログ/
 008. 精神の健全性に繋がるヘルスツーリズム(湯野温泉
 007. 第2回ゆの浴衣まつり、魅力ある観光地の再建・強化なるか? 
 006. ふるさと回帰?ふるさと創造?〝農村六起〟
 005. ふるさとは遠きにありて思ふもの? 
 004. シビックプライドを支える山々
 003. 周南エコツーリズム基盤整備と宣言
 002. エコツーリズムの起点
 001. 従来型のイベントを打破できるか!「ゆの浴衣まつり」

●周南市道の駅:関連ログ/
 新産業のイノベーション基地「ワッショイ周南」
 お米コレクションプロジェクト!
 周南の未来を切り拓く道の駅
 周南市西部道の駅・見直し検討会?
 道の駅・パブリックコメントに参加して…

●周南デザイン:関連ログ/
 周南デザイン最終稿「新たなる道標」
 周南デザイン4、周南アイデンティティを生み出す「道の駅」を創ろう!
 周南デザイン3、シビック プライド in 周南? 
 周南デザイン2、イメージとスペース 
 周南デザイン1、プライドとブランド 
 【周南デザイン】周南まちづくりコンテスト最優秀賞受賞!

精神の健全性に繋がるヘルスツーリズム(湯野温泉)

 昨日のゆの浴衣まつりの続き、湯野地区ツーリズムプラン紹介第2弾です。

 健康志向は、高齢化社会ー成熟社会の中で当然のうねりとして高まっていきますが、「運動」「リラクゼーション」「食事」それぞれの志向が見事に一体となるようなロケーションにはなかなか出会えません。
それと、最近は内向きの健康指向、極端に偏向した健康志向も見られて、精神の健全性が伴わないものが目につきます。有酸素運動が良いとばかりに脇目も振らず、下を向いて小走りするようなウォーキングをよく見かけます。これは目的のために本質を見失って、逆にストレスをためてしまう代表的なサンプルですが、歩くという行為は、大地の刺激を足の裏から受けたり、風や光、生き物など周囲の自然を感じながら、気ままに歩く(遊歩する)のが、自らの裡にある自然のリズムと感応して、精神のリラクゼーションにつながります。そういう心の解放が伴わない運動はどうしても心的ストレス解放には役立ちそうにはありません。

 「湯治」「食養」もしかりです。この湯に浸かれば身体に良い!とか「食べれば元気になる!」という一次的なモチベーションだけでは、それだけで終わってしまいます。広々とした癒しのロケーションの中で、自然と向き合った行為(良くいう心の洗濯ってやつですか)その心のリラクゼーションに繋がらないものは、私たちの現実生活で火照った心のストレスを上手くクールダウンさせてくれないでしょう。

 湯野地区には、磨けば輝く地域資源があふれています。地域資源が体験型エコツーリズム、グリーンカーテン、湯治型ツーリズムのそれぞれを充実させながら、上手く相乗して、湯野という里が「いやしの里」というロケーションを構え、地域イメージそのものが大きな観光資源となりたいものです。現況この地で事業されている介護・医療施設にはどうしても負の部分を感じさせます。これを正のイメージへと方向転換できるかもしれません。否、これはこれからの社会で必須の課題でしょう。この重苦しい命題を、開放的なイメージで支えてくれる開放感がここにはあるように思います。

●提案プラン2/癒しの里「ゆの」ヘルスツーリズムへの誘い

【現状】
湯野温泉郷は、前世紀には徳山の奥座敷と言われ、工業地帯の大企業の社用や接待を担う20世紀型の温泉保養地というイメージを払拭しえていない。文化施設の活用や足湯設置などの施策はあるものの、21世紀型の多様化する観光ニーズに対応するツーリズムの提唱と商品提供が十分ではない。
【コンセプト】
個別に点在している地域資源を「健康」というキーワードで結びつけることによって、湯野温泉郷を癒しの里「ゆの」という地域イメージを訴求し、健康志向の強い顧客層を県内~近県より呼び込む。
その契機となるべく健康維持増進の三大要素である「運動」「休養」「栄養」が集約的に体感・体験できるヘルスツーリズムを提唱、短~中期滞在型のツアー商品を提供する。
【概要】
「運動」体験は、湯野温泉地区に点在する史跡、文化財、足湯、坊ちゃん先生(弘中又一)の縁の地などを巡る里山ウォーク、集落を囲む低山ハイク、など遊歩・散策地に恵まれている。また、温泉郷の周囲には特産化が進むじねんじょう山芋(自然薯)の圃場が点在しており、秋冬には収穫体験(山芋掘り)、春には定植体験(植付け)、また通年を通じて貯蔵倉見学・調理体験などが可能である。
「休養」体験は、防長の5名湯に数えられる「湯野温泉」で安らぎ・いやしのリラクゼーション体験である。
泉質の「硫黄泉」は毛細血管拡張作用の効能で知られており「健康美人の湯」ともアピールされており、温泉ソムリエが提唱する「健康のための湯浴み」等のアドバイスを以て短期集中湯治体験を提供する。
「食養」体験は、古来より健康機能性に注目され、漢方などでも活用されている健康食材の自然生山芋(自然薯=この地ではじねんじょうと呼ぶ)はこの地で特産化され、この地から全国に出荷されている。この「じねんじょう」を使った健康山里料理による食養体験をこの地ならではの直産価格で提供する。

●周南ツーリズム:関連ログ/
 008. 精神の健全性に繋がるヘルスツーリズム(湯野温泉
 007. 第2回ゆの浴衣まつり、魅力ある観光地の再建・強化なるか? 
 006. ふるさと回帰?ふるさと創造?〝農村六起〟
 005. ふるさとは遠きにありて思ふもの? 
 004. シビックプライドを支える山々
 003. 周南エコツーリズム基盤整備と宣言
 002. エコツーリズムの起点
 001. 従来型のイベントを打破できるか!「ゆの浴衣まつり」

●周南市道の駅:関連ログ/
 新産業のイノベーション基地「ワッショイ周南」
 お米コレクションプロジェクト!
 周南の未来を切り拓く道の駅
 周南市西部道の駅・見直し検討会?
 道の駅・パブリックコメントに参加して…

●周南デザイン:関連ログ/
 周南デザイン最終稿「新たなる道標」
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 周南デザイン1、プライドとブランド 
 【周南デザイン】周南まちづくりコンテスト最優秀賞受賞!

第2回ゆの浴衣まつり、魅力ある観光地の再建・強化なるか?

●第二回ゆの浴衣まつり

 昨年はじめて開催された「ゆの浴衣まつり」がこの20日に2回目を迎える。
先週、新しい足湯がリニューアルした県重文の「山田家本屋」でいやしコンサートが予定されている。癒しの灯籠を楽しむことができる「竹あかり小路」も酷暑を和らげてくれそうな予感がします。浴衣にまつわる催しも昨年同様いろいろ企画されて、しっとり夏の夕べを楽しめるイベントを味わえそうです。

 残念ながら、本年度「魅力ある観光地の再建・強化事業」には選ばれませんでしたが、もうそういう事業(湯野の総合的なツーリズム戦略として)を持続的に推進していける機運や人材が出揃ってきたようでこれからが楽しみです。
 次年度に向けても、この機に魅力ある観光地の再建・強化」のデザインコンセプトを提出しておきますので、ご参考いただければ仕合せます。プラン1は、エコツーリズムを土台にまとめてみました。 

●提案プラン1/歴史ロマンの里「ゆの」エコツーリズムへの誘い

【現状】
市域や県を含めても山岳を核にしたエコツーリズムへの取組みが遅れている。
山里・湯野温泉郷においても、周囲に点在する歴史や文化に彩られた低山は、地域資源としての価値を有していながら、地域全体の活性化に波及するようなツーリズムへの応用・活用がなされていない。

【コンセプト】
 「名山を生かす名湯、名湯を知らしめる名山」と山歩きと温泉は、絶妙・絶対の組み合わせであり、エコツーリズムにおいて欠かせない連携要素の一つである。
湯野温泉郷の周辺には、日帰りハイキングに親しまれるピークが点在しているが、未だ近県のハイカーへ向けた宿泊型の温泉~登山のツーリズムアピールがなされておらず、商品も開発されていない。
 地元有志で観光整備がすすむ黄金仏で話題の観音岳は、近年の歴史散策ブームもあって登山客と歴史探訪者が増え、近隣への認知度も高い。この観音岳をはじめ、周辺にも歴史・文化史跡に謂れある同様の低山が点在しており、湯野温泉郷をエコツーリズムの起点(ベースキャンプ化)とした地域アピールと対応商品でもって、宿泊型登山トレッキング客を九州各県や近畿圏より誘引する。
 晩餐などに関しては、健康機能性が古くから注目されているじねんじょう山芋(自然薯)の産地食べ尽くしを付加することで宿泊価値を向上させ、山芋の嗜好性が比較的高い北九州圏のユーザを誘引する。
【概要】
 3体で1セットと言われる「黄金仏」の1体を山頂から出土した観音岳は(残り2体は大峰山系にて発見)、平安時代の山岳宗教を想いを馳せるに十分な素材であり、東大寺再建に奔走した重源上人の行跡などと照らし合わせても、この地と近畿文化圏との関わりは大きい。この点は近畿圏ユーザには大きく訴求し得る。
 黄金仏を安置する登山道口の楞厳寺を起点とした複数のハイキングコースは密教的風景に溢れて、平安の山岳宗教をしのぶに十分である。
 昼食(じねんじょう山子弁当)を山頂で挟んで、下山後は、じねんじょう山芋畑の農業体験も可能であり、温泉郷に点在する史跡(山田家本屋、坊ちゃんモニュメント、足湯など)を巡る里山ハイクも可能。
 温泉三昧、じねんじょう山芋(自然薯)の産地食べ尽くしで夜を過ごして、翌日は、周辺の「城山」それらに西の大平山へ尾根で連なる大谷山、松尾山。温泉郷から南へ足を伸ばせば、旧海軍徳山警備隊・戸田特設見張所が山頂に置かれていた海の眺望に恵まれた「昇仙峰」、また東には戦国時代に毛利元就に滅ぼされた陶氏の城であった「若山」と低山ではあるが、平安から近世にいたる歴史の彩りを十分に味わうことができる。(添付マップを参照)

●周南ツーリズム:関連ログ/
 008. 精神の健全性に繋がるヘルスツーリズム(湯野温泉
 007. 第2回ゆの浴衣まつり、魅力ある観光地の再建・強化なるか? 
 006. ふるさと回帰?ふるさと創造?〝農村六起〟
 005. ふるさとは遠きにありて思ふもの? 
 004. シビックプライドを支える山々
 003. 周南エコツーリズム基盤整備と宣言
 002. エコツーリズムの起点
 001. 従来型のイベントを打破できるか!「ゆの浴衣まつり」

●周南市道の駅:関連ログ/
 新産業のイノベーション基地「ワッショイ周南」
 お米コレクションプロジェクト!
 周南の未来を切り拓く道の駅
 周南市西部道の駅・見直し検討会?
 道の駅・パブリックコメントに参加して…

●周南デザイン:関連ログ/
 周南デザイン最終稿「新たなる道標」
 周南デザイン4、周南アイデンティティを生み出す「道の駅」を創ろう!
 周南デザイン3、シビック プライド in 周南? 
 周南デザイン2、イメージとスペース 
 周南デザイン1、プライドとブランド 
 【周南デザイン】周南まちづくりコンテスト最優秀賞受賞!

個人ブランド米 コレクションで売れるか!

個人ブランド米
田んぼごとにお米の価値は変動する

 前回に<休憩・交流エリア>の地域通貨「Buchi」の詳細説明をさせていただきましたが、今回、順番を戻して〈物販エリア〉〈周南Wコレクション〉)に訪れた時の体験レポートを掲載します。

〈シミュレーションレポート・物販エリア〉

 周南市の特産と言ってもすぐに思い浮かぶものはない。生鮮品や特産品売場も一見すれば、よくある「道の駅」とさほど変わった所はなさそうだが、よく見てみると商品一つ一つがとてもユニークで、売り方にも工夫が見える。「周南W コレクション100」のコーナーでは、来訪客がひと際足を留めてにぎわっている。このコーナーでは、何でもないモノが、何処でもあるようなモノが、ちょっと違った形で並べられており、買い物客の熱い注目を浴びている。例えば・・・・

●周南My米コレクション
 お米と言えば、よその道の駅では売場の片隅につまれた脇役のアイテムのはずだが、ここではずいぶん注目され、主役級になっている。この「お米コレクション」は、近隣生産者の個人ブランド米を、可愛い二合用の小さな米袋に入れてずら~と並べているのだが、その種類がとても豊富だ。周南市にはこんな数のブランド米があったっけと疑ってしまうほど種類がある。これだけで注目してしまうのだが、それぞれのお米袋にはユニークなネーニングやモノづくりの背景が一見して分かるようパネル展示を併せるなど工夫されて、目を引く仕上げとなっている。
 よく見てみると中には「無検査米」なるものもあって、等級も表示されていない。個人ブランド米のほとんどが、普通に作られたよくある品種のお米なのだが、こういうコレクション販売をすることで従来とは違った商品表情を作り出すことができているのだろう。

個人ブランド米

 「88 歳の爺ちゃんがニコニコ元気に作った/米寿米」というのがあったり、「コンビナートに囲まれた田んぼで育った/ド根性米」などと「観音岳の麓でとれた/黄金米」「ナベづると仲良しの/つるっと米」「山奥の棚田で育った/おたな米」などなど、それを見ているだけで周南市の数々の田んぼの風情が浮かんでくるから不思議だ。
生産者の顔や名前はもちろんそのお米を育んだ背景が上手く活用されている。米そのものよりその背景・風景を買ってみたいと思わせる。それだけではない、それらのコレクションをいくつか売場でチョイスしてセット売りしている。

個人ブランド米

 『うい~く7セット』は一週間のそれぞれ、その曜日にマッチしたレシピを付けて、なおかつその料理にあった品質のブランド米を合わせている。献立に悩む主婦が思わず手をだすような心憎い演出だ。 『棚田米セット』では、美しい周南市内の棚田風景を描いた絵はがきと組み合わさって、周南の棚田米の素晴らしさをアピールする演出で、十分に手みやげ・進物用に使えるようだ。お米をお土産にもらう経験がない私には、非常に新鮮に映った。
もちろん、気に入った個人ブランド米のどれをチョイスしても良い。5袋で750 円、計算すれば割高なのだが、楽しみながら買っていくようだ。もちろんそのお米の生産者との絆が生まれれば、その個人ブランド米は、ユーザーへ大袋で配送してくれるシステムもあったり至れり尽くせりだ。
 このお米コレクション市内近郊の生産者であれば誰でも、この道の駅の〈交流ターミナル室〉で簡単な手続きをすれば、個人ブランド米を登録・販売できる。業者に卸すより数倍の価格設定ができるし、何より道の駅のスタッフとモノづくりブランドづくりを楽しんでいくという競創が張り合いとなっているらしい。
 
●TAKE プロジェクト(竹コレクション)
 何処にでもある普通のお米が、こうしてブランド米として特産品になるなら、どんなものでもアイディア次第で売れるのだろうか。「周南あぜ道小石コレクション」なども企画されているらしい。田んぼの石ころを商品にしょうと考えているのだ。こうなると正に錬金術そのものだ。中でも注目すべきコレクションは「竹コレクション」
無尽蔵の資源ともいってよい竹を活用することができれば、頭の痛い竹害も減らせて一石何鳥ともなる妙案なのだが、その難題にここの「道の駅」は積極的に取り組んでいるらしい。
 県別では山口県は第三位、何千とある市町村別には周南市が全国ベスト13位らしい。(因に一位は下関市)ベストなのかワーストなのか、周南市は竹林王国らしいので、言わずとこれを資源化できれば、厄介な竹林がお宝の山へと変わってしまうというマジック。これには思わずガッテン!と手を打ってしまう。
 その道筋を示しているのが、TAKE プロジェクトの一環で、この道の駅の「竹コレクション」なのだろう。良質タケノコの生産から、商品のコレクション化、竹の加工品、竹炭、竹材ペレット、竹グルメ、竹文化を含めて、商品や情報がわんさかコレクションされており、事業推進のベースとなるような連携機能を存分に発揮している。

個人ブランド米

 そういえば、道の駅のワッショイ広場の遊具は竹製だった。子ども達が今までに無いような不思議なテンションで遊んでいたのもそのせいだろう。また広場の一角では、野外炊さん「ぽんぽら飯」が体験できるというので挑戦してみた。地元の山菜を使って竹筒で炊き込むのだが、竹筒や竹食器づくりからはじめるので、食育的にも工作的にも、子ども達には良い刺激になったようだ。
 この竹材は持ち帰り自由で、竹細工が堪能できる工房が解放されおり、大人がハマりそうな竹家具にも挑戦できたり、最終的には竹の家屋のプランも紹介されている。大いに周南の竹プロジェクトを盛り上げている。「竹といえば周南」素晴らしいブランドに成長しそうだ。
 (道の駅:疑似体験レポートはまだまだ続く)

●周南市道の駅:関連ログ/
 新産業のイノベーション基地「ワッショイ周南」
 お米コレクションプロジェクト!
 周南の未来を切り拓く道の駅
 周南市西部道の駅・見直し検討会?
 道の駅・パブリックコメントに参加して…

●周南デザイン:関連ログ/
 周南デザイン最終稿「新たなる道標」
 周南デザイン4、周南アイデンティティを生み出す「道の駅」を創ろう!
 周南デザイン3、シビック プライド in 周南? 
 周南デザイン2、イメージとスペース 
 周南デザイン1、プライドとブランド 
 【周南デザイン】周南まちづくりコンテスト最優秀賞受賞!

●周南ツーリズム:関連ログ/
 008. 精神の健全性に繋がるヘルスツーリズム(湯野温泉
 007. 第2回ゆの浴衣まつり、魅力ある観光地の再建・強化なるか? 
 006. ふるさと回帰?ふるさと創造?〝農村六起〟
 005. ふるさとは遠きにありて思ふもの? 
 004. シビックプライドを支える山々
 003. 周南エコツーリズム基盤整備と宣言
 002. エコツーリズムの起点
 001. 従来型のイベントを打破できるか!「ゆの浴衣まつり」

新産業のイノベーション基地「ワッショイ周南」

交流・情報のターミナル化によって創発する新産業のイノベーション基地

 毎年、徳山大学で行われている「周南まちづくりコンテスト」は今年で3回目となります。一回目は中山間地の振興が、前回はスポーツを活用した活性化、そして、本年のテーマは「周南市域の経済・産業再生プラン」。となれば、「道の駅」をネタにした周南デザインのプランを応募しておくのも、市や関係者の方々への側面支援となるものと思い、バタバタと提案書をまとめてみました。基本的な考え方は、地域ブランド研究会で皆さんと話し合った内容も下敷きにしており、個人的に応募するのは憚られましたが、この辺りで「道の駅」の全体像をよく見える形にスケッチしておく必要も私自身にもあるだろうと、個人的に提出させていただきました。
■タイトルは・・・

交流・情報のターミナル化によって創発する新産業のイノベーション基地「道の駅・ワッショイ周南

 本年始めに参加しましたパブリックコメントとは、大きく切口を変えてましたが、大枠はこのブログで書いてきたものを土台にして、具体的な仕掛けづくりをあれこれ加味したものです。「ええ?これが道の駅なの?」「こんな楽しい道の駅があったの?」と誰もが眼をむくようなイノベーティブな「道の駅」を描いてみました。
 地域ブランド研究会のメンバーの方から、どんな「道の駅」が誕生するのか、バーチャルリアリティ(仮想現実)を使ったデザインの方が多くの人に明確なイメージを伝えやすいい、というアドバイスいただいていましたので、この手法を拝借、開業した道の駅・ワッショイ周南がよくイメージできるよう、バーチャル体験レポートという形で説明を進めていきました。

 道の駅開業に向けての現状と言えば、市の方は経営母体の構築にとりかかっており、現場の直売所(ゆーとぴや)では売上げ向上が第一!という現実的な対応に追われており、「ええ?これが道の駅なの?」「こんな楽しい道の駅があったの?」と誰もが驚きの声をあげたくなるような斬新なアイディアが満載の「道の駅」へと発想がプランにでてくる予感がまだまだありません。このまま何処にでもあるような普通の「道の駅」になってしまう恐れが多分に・・・。
 審査員には市の関係者や道の駅の策定に関わった識者も含まれますので、是非とも、この「まちづくりコンテスト」を契機にして、「これは愉しい!」「これは面白い!」という声をいただけて、そんな夢の、周南の未来の一端を指し示すことができるような道の駅への動きが、共鳴者と一緒になって弾んでいけばと期待しております。

■提言の骨子は・・・
 〈W情報ストックヤード〉周南の資源価値の情報を集積する機能。
 〈交流ターミナル室〉 多様で多重な連携と交流を支え、始点でもあり終点でもあり得る連携機能。
 〈周南ブランド ラボラトリー〉共生・競創・恊働をキーワードとした価値創出のためデザイン機能。

<物販エリア〉
   ●周南お米コレクション(米が売れれば、石ころでも売れる・・・)
   ●TAKEプロジェクト(周南ブランド・竹コレクション)
<休憩・交流エリア>
   ●こどもの駅
   ●地域通貨「Buchi」
   ●周南キッズプロジェクトX
   ●SOHO共同オフィス
<ツーリズム発信エリア>
   ●周南新ツーリズム(下記ログも参照下さい)
   ●ツーリズムコレクション100(周南パワースポット100等)
   ●エコツーリズムのメッカ
<連携・社会貢献エリア>
   ●鮮度の高い情報発信基地
   ●防災情報ネットワーク・災害ボランティアネットワーク
   ●ソーシャル・イノベーション

 この3つの機能をクモの巣のごとく魅惑的に、機能的に運用、地域の小さな経済を積み上げて、重工業というビックビジネスに頼らない「小商い」としてのスモールビジネスを集積した新産業基地「道の駅」をデザインしたものです。錬金術のように、何でもないモノが、何処でもあるトコロが、価値を生み出す!マジックのような愉しいプランがあったり、こどもの駅では、キッザニヤのような擬似的なお遊びではなく、子ども達が生み出す連携パワーが、地域の実経済を押し上げていくようなプロジェクトも案内していきます。乞うご期待です。

 提案の本文は、これからの審査過程もありますので、ここでは詳しく紹介いたしませんが、添付資料(上の項目)の各エリアのシミュレーションレポートは下記の関連ログにて紹介させていただきます。

●周南市道の駅:関連ログ/
 新産業のイノベーション基地「ワッショイ周南」
 お米コレクションプロジェクト!
 周南の未来を切り拓く道の駅
 周南市西部道の駅・見直し検討会?

●周南デザイン:関連ログ/
 周南デザイン最終稿「新たなる道標」
 周南デザイン4、周南アイデンティティを生み出す「道の駅」を創ろう!
 周南デザイン3、シビック プライド in 周南? 
 周南デザイン2、イメージとスペース 
 周南デザイン1、プライドとブランド 
 【周南デザイン】周南まちづくりコンテスト最優秀賞受賞!

●周南ツーリズム:関連ログ/
 008. 精神の健全性に繋がるヘルスツーリズム(湯野温泉
 007. 第2回ゆの浴衣まつり、魅力ある観光地の再建・強化なるか? 
 006. ふるさと回帰?ふるさと創造?〝農村六起〟
 005. ふるさとは遠きにありて思ふもの? 
 004. シビックプライドを支える山々
 003. 周南エコツーリズム基盤整備と宣言
 002. エコツーリズムの起点
 001. 従来型のイベントを打破できるか!「ゆの浴衣まつり」
 000. 道の駅・パブリックコメントに参加して…
 
 周南市PR映画・第一部が完成

004:シビックプライドを支える山々

裏山が培うシビックプライド

●いよいよ具体案に入ります。(前回よりの続き)
 前回にて周南エコツーリズムにとって、まずは、ガイドブック作成という基盤整備の必要性を説きましたが、後で思いついたのですがこれは、防災ハザードマップへの応用も視野に入れておけば、市民にとっても非常に有効な生活アイテムの一つになるかも知れません。
(道の駅が災害ボランティアネットワークの起点となる「ボランティア事業」も提案中です。それは別項にて詳細を検討します)

 さて、私たちが暮らす町の裏山・背山をしっかり体感出来て、その体験を全市的な共有感に高めることが出来るイベント、エコツーリズムへの関心を喚起させて、市域の内外へ強烈にアピールし、「周南エコツーリズム宣言」とでも言えるようなシンボリックイベントと言えば・・・陳腐のようですが、都市部の背後に広がる山々の峰を走破する「市民縦走大会」が浮かびます。このようなシンプルで持続可能な行事を持ち得ることが重要と考えます。
 スポーツツーリズム的に置き換えれば、「◯◯市民マラソンの開催!」というようなイベントが各地でよく行われ注目を浴びていますが、エコツーリズムでは何と言っても縦走大会でしょうか。走りと山歩きをミックスした「クロスカントリー」もあり得ますが、やはり中高年から子供まで、幅広い年代の市民がさほど特殊な技術や修練が無くても、参加出来て楽しめるものは市民縦走大会が一番だと思います。

●シビックプライドを支える山々

 ここで又、神戸を引き合いにしますが、神戸市が主催する「六甲全山縦走大会」を少し紹介します。
この大会は、加藤文太郎と出会い、六甲山での狂気のような山歩きを私が始めたキッカケとなったコースです。縦走路コースは、公称:全長56.4km、標高差の計が3000m余。普通のハイキングはおおよそ一日10~15km程ですから、4回分のハイキング距離を一日で歩き通すもので、それもアップダウンの激しい苛酷なルートです。死者がでたこともあります。山歩きに縁の薄いビギナーがいきなりチャレンジという訳にもいきません。
 それにも関わらず、毎年多くの参加者を集め地元ハイカーの秋の風物詩となっていますが、それも過酷なイベントの中で繰り広げられる様々な人間ドラマに惹かれ、市民生活に深く浸透した行事になっているからでしょう。(六甲全山縦走の項を参照

 神戸市民にとって背山「六甲山系」がシビックプライドの一つを担っていることは間違いないところです、そしてその愛着と誇りが、地域資源の磨き上げの原動力となって、ツーリズムをはじめ様々な文化資源としても活用できるスペース・市民広場としてのステージ機能を作り出しています。周南市においても、山塊の個々において魅力あるものが点在していますが、周南の背山とか裏山とか言える山域としての纏まり感が欠けているように感じます。「市民の背山・裏山」というイメージを強烈に投げかけて、市民全体の地域資源としての意識付けを作って行くには、神戸に学ぶまでもなく「市民縦走大会」が、平凡な発想ですが最適なプランとして思い浮かびます。具体的な山域やコースはいろいろと考えられるでしょう。

●道の駅がエコツーリズムの起点・基地に?

 「競創と恊働」の道の駅づくりを大きな前提に考えれば、道の駅の誕生に併せて、このイベントを位置づけしておくと非常に分かり易くなります。道の駅が交流のターミナル化を目指すためにも、縦走コースの起点か終点かが道の駅であることが最適だと考えます。道の駅がエコツーリズムの交流と情報発信のベースキャンプともなれば、道の駅の有り様も大きく可能性の膨らんだものとなります。
・・・そこでいくつかのルートプランが浮かびます。
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メインプラン
新南陽・永源山公園をスタート地点に、四熊岳~陶の道~嶽山~若山~旧西国街道~湯野三山~道の駅をゴール地点 ★地形図のオレンジライン
〈6ピーク、高低差合計およそ2,000m、全長推定:約20km〉

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サブプラン】 防府の大平山からスタートして湯野三山への縦走、ゴールは道の駅。メインプランよりややスケールダウンしますが、湯野温泉でのイベント併催が企画出来る。
★地形図のレッドライン
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メインとサブの同時開催も可能でしょう。いずれにしろ「道の駅」を終点にして、人の流れや情報の集約をおこないエコツーリズムの基地化(交流の場=起点)をアピールできれば言うことありません。
 ちなみに、メインプランは過酷で有名な神戸市主催の「六甲全山縦走大会」の約3分の1程度のスケールでしょうか。しかし6ピークとも独立峰となりますので、高低差も大きく3日分位のハイキングを一日で走破する体力的には過酷なものになるのは間違いありません。

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